仕事中の運転でのヒヤリ体験
今日、訪問が終わって事務所に帰ろうと車を運転していたときのことです。
片側1車線の道路で信号待ちをしていて、青になったのでブレーキを離そうとした瞬間、年配の女性が横から飛び出してきました。
驚いたのは、まったくこちらを見ていなかったことです。
正直、ゾッとしました。
「もしかして…」と感じていたので、慎重に周囲を確認していたのが幸いでしたが、もし普通に発進していたら危険な状況になっていたかもしれません。
高齢者の飛び出しが多い理由
調べてみると、高齢者の交通事故は年々増えているようです。
特に歩行者としての事故が多いことが分かりました。
内閣府のデータでは、令和2年の歩行者の事故類型別死者数を年齢別にみると65歳以上の高齢者が事故の約76%が横断中に発生しているそうです。
また、高齢になると周囲の状況を認識する能力が低下し、危険を察知するのが遅れることがあるようです。
「信号が青になった=安全」と思いがちですが、高齢者は信号を守らないわけではなく、単純に「車が動き出すかもしれない」という意識が薄れているのかもしれません。
ドライバーができる対策
こうした事故を防ぐために、ドライバーとして意識すべきことは 「もしかして」と思う心構え です。
- 発進前に必ず左右を確認する
- 信号が青でも、急に飛び出してくる人がいないか警戒する
- 高齢者を見かけたら減速し、注意深く様子をうかがう
今回は私が慎重に動いていたことで事故を防ぐことができましたが、もし何も考えずに発進していたらと思うと、ゾッとします。
事故を防ぐために社会全体でできること
運転手が注意するだけではなく、歩行者にも「安全に横断する意識」を持ってもらうことが大切です。
- 地域の交通安全啓発活動を強化
- 高齢者への注意喚起(自治体・家族の協力)
- 横断歩道の安全対策を見直す
特に 住宅街や片側1車線の道路では、歩行者が車を過信しやすいため、注意が必要ですね。
まとめ
今回の出来事を通じて、改めて 「もしかして」と考えながら運転することの重要性を実感しました。
高齢者は想像以上に周囲を見ていないことがあり、ドライバー側が「飛び出してくるかもしれない」と意識することが事故を防ぐカギになると思います。
歩行者もドライバーも、お互いに気をつけて安全な社会を作っていきたいですね。
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