今回は、電動車いすの価格が高額な理由や、購入費用を抑える方法などについて解説します。

コストを抑えながら最適な電動車いすを選びたい方は、ぜひ参考にしてください!

車で運べる電動車いすはなぜ高額なのか?

電動車いすの価格帯と相場

動車いすの価格は一般的に20万円~80万円程度と幅広く、特に軽量で持ち運び可能なモデルは高額になりがちです。
軽量な電動車いすは、折りたたみ機能やコンパクト設計のために特別な技術や素材を使用しているため、一般的なモデルより価格が高くなる傾向にあります。

  • 標準的な電動車いす:20万円~40万円
  • 折りたたみ式・軽量モデル:40万円~80万円
  • 高性能バッテリー搭載モデル:50万円以上

持ち運び可能な電動車いすは、便利な反面、価格が高くなりやすいことを理解しておきましょう。

持ち運び可能なモデルが特に高額な理由

軽量でコンパクトな電動車いすは、特殊な素材や折りたたみ機構を採用しているため高額になります。

以下が高額になる理由です。

  1. 軽量素材の使用(アルミやカーボンファイバーなど)
  2. 折りたたみ機構の開発コスト
  3. バッテリーの性能向上(長時間稼働する高性能バッテリーは高価)

軽量モデルの車体は10~20kg程度に抑えられており、航空機にも持ち込めるタイプもあります。
また、コンパクト設計にするための折りたたみヒンジ部分が高強度で作られています。

持ち運びのしやすさを追求すると、どうしても価格が上がる傾向があるようです。

レンタルと購入のコスト比較

長期的に使用するなら、レンタルよりも購入のほうが結果的に安くなることもあります。
レンタル料金は月額5,000円~15,000円程度が一般的で、長期間借りると総額が高くなることがあります。

  • 1年間レンタル:60,000円~180,000円
  • 5年間レンタル:300,000円~900,000円(新品購入と同等)

短期間ならレンタルが得ですが、長く使うなら購入のほうがコストを抑えられる可能性が高いです。

電動車いすの購入費用を抑える方法

介護保険や補助金を活用する

自治体の補助金や介護保険を利用すれば、自己負担額を抑えられる可能性があります。
一部の電動車いすは介護保険適用対象で、レンタル費用の7~9割(負担率による)を補助してもらえます。

  • 介護保険レンタル
    原則要介護2以上で月額1,000円~2,000円の自己負担で利用可能
    例外給付申請をすれば、要介護1以下もレンタル可能。
  • 補助金制度
    自治体によっては、購入費の一部を助成してくれる制度もあり

訪問時にも相談を受けることが多々ありますが、介護保険の適用外の物が多くあり、断念されることが多いです。

各自治体の制度を確認し、補助を活用することで負担を軽減しましょう。

中古やリースという選択肢

新品でなくても良いなら、中古やリースを利用するのもコストを抑える方法の一つです。
中古品やリース品は、新品に比べて価格が半額以下になることが多いです。

  • 新品50万円の電動車いす → 中古で20万円~30万円程度
  • 長期リースなら新品の半額程度で契約できる場合も

新品にこだわらなければ、中古やリースを選ぶことで費用を抑えられます。

海外メーカーやコスパの良いモデルを選ぶ

国内メーカーだけでなく、海外メーカーのモデルも視野に入れると、価格を抑えつつ良い商品を見つけられます。
海外製の電動車いすは、日本のメーカーに比べて安価なものが多く、性能も向上しています。

  • 海外メーカーの折りたたみ電動車いす:20万円台で購入可能
  • 国内メーカーの同スペック品は40万円以上

価格と性能のバランスを考え、選択肢を広げることが大切です。

まとめ

持ち運びできる電動車いすは、折りたたみ機能や軽量設計を備えているため、どうしても価格が高くなりがちです。

しかし、購入費を抑える方法として、介護保険や補助金の活用、中古やリースの検討などが挙げられます。

また、海外メーカーのモデルを視野に入れることで、コストを抑えつつ高品質な電動車いすを手に入れることも可能です。

最も大切なのは、自分の用途に合ったモデルを選ぶこと。適切な選択をすることで、満足度の高い電動車いすをお得に購入できます。

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