今朝、急に足の痺れが出てきました。
原因は何かと気になり、痺れについて調べてみました。
膝から下にしびれが出るってどういうこと?
しびれの定義と種類
しびれとは、正確には「感覚の異常」の一種です。
ビリビリ、ピリピリするような感覚や、感覚が鈍くなることを指しますね。
医学的には「感覚障害」とされ、神経系の不具合が原因で起こることが多いです。
神経性しびれと血行性しびれの違い
膝から下のしびれの場合、多くは神経性の痺れとされています。
神経が圧迫されたり、損傷したりすることで起こります。
一方で、血行不良による一時的なしびれもありますが、それは長時間正座した後などに見られますね。
「膝から下」に集中する理由
膝から下だけに症状が現れる場合、坐骨神経や末梢神経の異常が関係している可能性が高いようです。
特に、腰から出る神経が膝下まで伸びているため、腰部に原因があるケースも少なくありません。
しびれの原因となる条件とは?
よくある原因とその背景
日本整形外科学会によると、膝から下のしびれの主な原因として以下が挙げられているようです。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 坐骨神経痛
- 糖尿病性末梢神経障害
腰椎椎間板ヘルニア
20〜40代に多く、腰の神経が圧迫されて、膝下にもしびれや痛みが出る場合があります。
脊柱管狭窄症
50代以降に多く、神経の通り道が狭くなることで、歩行中や立ち仕事中にしびれが強くなる特徴があります。
閉塞性動脈硬化症などの血管障害
膝から下のしびれの原因となる可能性があります。
ビタミンや栄養不足
末梢神経の働きを悪化させ、しびれの原因となることがあります。
しびれがもたらすメリット・デメリットと対処法
早期発見のメリット
早めに異常に気づくことで、重症化を防げるという点は大きなメリットです。
例えばヘルニアは、初期であれば保存療法(薬や運動)で改善することも多いです。
放置のデメリット
放っておくと、神経の損傷が進行してしまう可能性があります。
特に、膀胱や腸の動きにも影響が出る「馬尾症候群」になると、手術が必要になるケースもあります。
対処法のポイント
- 整形外科または神経内科での診断を受ける
- MRIやレントゲンで原因を明らかにする
- 薬物療法(ビタミンB12や鎮痛剤)
- 運動療法(ストレッチやリハビリ)
正しい対処法のコツと選び方
自分に合った診療科の選び方
整形外科が基本ですが、糖尿病がある人は内科でも相談してみましょう。
しびれの原因が血糖コントロールの悪化である可能性もあるからです。
医師選びのコツ
- しびれの原因を詳しく説明してくれるか?
- MRIなど精密検査を行ってくれるか?
- 対症療法だけでなく根本治療を提案してくれるか?
自宅でできる予防と改善の工夫
- 毎日の軽いストレッチ
- 長時間同じ姿勢を避ける
- 正しい姿勢を心がける
しびれが悪化するリスクと注意点
見逃しやすい重大なサイン
- 排尿・排便のコントロールがきかない
- 足に力が入らなくなる
- 歩くとすぐに足がしびれて止まってしまう
これらは「緊急性の高いしびれ」ですので、すぐに医療機関を受診する必要があります。
間違った対処のリスク
- マッサージや整体のみで済ませる
- 自己判断で市販薬だけに頼る
- しびれがあるのに無理な運動を続ける
病院受診までの手順
1. しびれの状態をメモしておく
いつ、どのようにしびれたか、時間帯や動作の前後関係も重要です。
2. 症状の出る部位を確認する
両足か片足か、膝から下か足先だけかによって、疑われる病気が異なります。
3. 最寄りの整形外科へ受診
問診と視診の後、レントゲンやMRI検査で詳しく調べます。
おすすめの市販アイテムとサービス
市販薬
- アリナミンEXプラスα(ビタミンB12配合)
- エスタックEXネオ(血行促進タイプ)
おすすめサービス
- オンライン診療(LINEドクター、CLINICSなど)
→ 自宅から専門医に相談できるのは便利ですね。 - ストレッチ専門スタジオ(Dr.stretchなど)
→ 専門家による神経圧迫改善が期待できます。
まとめ
膝から下のしびれは、一見よくある症状に思えるかもしれませんが、背後に重大な病気が隠れていることもあります。
自己判断は避け、早めに専門医の診断を受けることが重要ですね。
日常生活での姿勢や運動の工夫、ストレッチなども取り入れながら、健康的な体を維持していきましょう。
あまり痺れが続くようであれば、受診するようにします…。
広告